タテ型洗濯機愛用の貴方。部屋干しが多い梅雨時期、洗濯物の乾燥に悩みますよね。ドラム型保持者をうらやんでいても解決しません。
実は、脱水を2回行うことで、洗濯物の乾燥時間を短縮できる(かもしれない)んです!
今日は、2回脱水のメリットとデメリット、実際に脱水の前後で洗濯ものの重量を比較した実験結果をご紹介します。
メリット
「洗濯物の乾燥時間を短縮できる」これの他はありません。
なぜなら、これが第一の目的なのですから。
デメリット
- 脱水の分の電気代が加算される
- デリケートな衣類には不向き
脱水によって衣類に多少の負担はかかります。
電気代はズバリ…
タテ型洗濯機の脱水の電気代は、洗濯機の機種や使用量、電力会社によって異なりますが、下記のように計算してみましょう。
- 消費電量を確認する
洗濯機の取扱説明書を確認し、脱水時の消費電量を確認します。一般的には、洗濯機の型番や容量、脱水コースによって消費電量が異なります。
(例)
10kgのタテ型洗濯機の脱水時の消費電量:約300Wh
8kgのタテ型洗濯機の脱水時の消費電量:約250Wh - 使用時間を確認する
一般的に脱水時間は5~15分です。 - 電気料金単価を確認する
電力会社や契約プランによって異なりますが、一般的には27円/kWh前後です。 - 電気代を計算する
電気代 = 消費電量(Wh)÷ 1000 × 電気料金単価(円/kWh)
(例)
容量10kg・消費電量300Wh ・時間10分の場合
電気代 = 300Wh ÷ 1000 × 27円/kWh = 8.1円
脱水1回につき、8.1円となりました。
つまり、1か月の電気代は243円ですね。
実証してみた
【2回脱水の実験方法】
1.洗濯機で通常通り洗濯する。
2.洗濯が終わったら、洗濯物をいったん取り出す。
3.軽くほぐして、脱水のみ運転。
※脱水時間は、1度目・2度目とも、12分です。
実験初日
それではやってみましょう。
↓洗濯物の重さは4.6kg
↓洗濯直後の重さは6.4kg
↓からまりをほぐし、再度脱水後は、6.2kg
結局、約200gの水分が減りました。
↓(つまりこのくらい)
実験二日目
↓洗濯物の重さは4.1kg
↓洗濯直後の重さは5.8kg
↓からまりをほぐし、再度脱水後は、5.5kg
結局、約300gの水分が減りました。
↓(つまりこのくらい)
さてどうでしょうか。手間と多少の電気代をかけて、2度脱水を行うかどうかは、あなた次第です。
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